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名前
田中真弓 (たなかまゆみ)
説明

1995年(昭和30年)1月15日生まれ。

日本の声優・女優・ナレーター。

日本芸術学校特別講師。

本名:阿部真弓。

東京都渋谷区出身。青二プロダクション所属。

【来歴】父が新聞記者だったため、転勤で一時は大阪府に移住し、その後、帰郷して東京都杉並区浜田山で育つ。

東京都立杉並高等学校、青山学院女子短期大学卒業。幼少期から目立ちたがりで、学生時代からは演劇にも打ち込み、学芸祭のクラス公演などで演劇をしていたのをきっかけとして、舞台女優として身を立てる決意を固める。

女優としての活動の場を求めて、文学座、青年座などに応募するも全て不採用だった。その中で「あなたは背が低いし、小顔で、全てが小作りで舞台栄えしない。妖精や子供など、役柄が限られてしまうから」と言われ、田中は非常に落ち込んだとのこと。フジテレビのアナウンサー試験にも応募し、最後の5人まで残ったものの内定には至らなかった。作曲家の鈴木邦彦の下で歌の勉強をしていたこともあった。ある日、東京・渋谷、のあるバーの前で歌手募集の広告を見つけ、そのバーで歌うことになる。たまたまその店に来たテアトル・エコーの音響に「うちの劇団なんか合っているんじゃないかな、チビばっかりですよ」と勧められ、その付属養成所の試験を受けて合格、短大卒業後はテアトル・エコーに所属することとなった。

声優として駆け出しの頃だった1978年には、田宮二郎の遺作となった『白い巨塔』の第2回に、財前五郎の講義を受ける医学生役と里見医院の看護婦役で出演している。

以前はNPSテアトル、アーツビジョン、大橋巨泉事務所(現:オーケープロダクション)に所属していた。

映画

トーキング・ヘッド(押井守監督、1992年) - 音響監督・しじみ役

母べえ(山田洋次監督、2008年)

神☆ヴォイス(佐野智樹監督、2011年) - 田中さん役

テレビドラマ

Gメン'75

第230話「零下50度からの逃亡者」(ジュリア役の吹き替え)

Gメン'82

第10話「燃えよ!香港少林寺」(吹き替え)

第14話「香港の女必殺拳」(吹き替え)

白い巨塔(1978年、フジテレビ)第2回 - 医学生、里見医院看護婦 役

なめくじ長屋捕物さわぎ(1990年、TBS)

ぽっかぽか2(1995年、TBS)第5回 - 近所の主婦 役

世にも奇妙な物語 25周年スペシャル・春 〜人気マンガ家競演編〜

「ゴムゴムの男」(2015年4月11日、フジテレビ) - モンキー・D・ルフィ(声) 役

連続テレビ小説なつぞら(2019年、NHK)

第78回(6月29日) - 牛若丸(声) 役

第123回(8月21日) - 村川 役

テレビ番組

おーい!はに丸(1983 - 1989年、NHK教育) - はに丸(声)、魔法使い役などで顔出し出演もあり

小学4年生理科(NHK) - まゆみおねえさん 役[要出典]

ダンジョンV(テレビ東京) - ブイブイ(声) もつ焼き屋のおばちゃん他顔出し出演多数

ともだちいっぱい(1990年 - 1995年、NHK教育) - モンタ(声)、ギャースカ(声)

マホマホだいぼうけん(1994年 - 1995年、NHK教育) - ウイッチー(顔出し)、ホーキィ(声)

からだのちから「声は気持ちのメッセージ」(2007年 NHK教育) - ちからマスター

マジカル頭脳パワー!!(1992年 - 1993年、日本テレビ)

森田一義アワー 笑っていいとも!(2008年4月8日、フジテレビ)※1990年代にも複数回出演

創ったヒト(2009年12月5日・12日・19日・26日、アニマックス)

情熱★エンためファクトリー どっキング!!!(2011年3月8日、関西テレビ)※「ONE PIECE」特集の特別ゲスト

アニメ・ナビu(2011年4月4日、サンテレビ)

噂のどーなってるの?! 再現VTR - 老婆 役

ワンワンパッコロ!キャラともワールド(2012年4月22日 - 、NHKBSプレミアム) - はに丸(声)、きり丸(声)、モンタ(声)※不定期

はに丸ジャーナル(2014年 - 、NHK総合) - はに丸(声)※不定期

歴史秘話ヒストリア 「コーフン!古墳のミステリー」(2016年6月17日、NHK総合) - はに丸(声)

なつやすみ "博物館でにっぽん"びじゅチューン!(2018年8月3日、NHK教育) - はに丸(声)

ボクらの時代(2019年7月28日、フジテレビ系) - トーム番組顔出し

サタデープラス(2020年8月 - 2022年3月、MBS) - 天の声

ダーウィンが来た! 〜生きもの新伝説〜(2022年6月19日、NHK総合) - キール(声)

セブンルール(2022年8月9日、フジテレビ系) - 本人密着番組顔出し

ボクらの時代(2022年8月14日、フジテレビ系) - トーム番組顔出し

魔神英雄伝ワタル3 メモリアル・ライブ 〜See You Again〜(1992年)

舞台

魔神英雄伝ワタル3 メモリアル・ライブ 〜See You Again〜(1992年)

魔神英雄伝ワタル W復活祭 60分間世界一周!(1993年、ワタル)

サクラ大戦歌謡ショウ(桐島カンナ)

人のフリン見て…(1996年)

鞍馬天狗になれなかった男(1990年代後半)

劇団カッパ座

おっ、ぺれった公演『この世はアンビリーバボー』(2007年)

ピーチくりんだ♥ パプ〜♥(2008年)

憧れのスーザン・ボイル様(2009年)

良縁・奇縁・腐れ縁(2010年)

森の石松外伝4(2010年)※日替わりゲスト

おっぺけぺれった2011(2011年)

青に白(2011年)

アルターエゴ第46回公演「シンプル・レヴュー3」(2011年)

コーネンキーズ

第1回公演 巣鴨地蔵通り商店街 喫茶「若草」物語(2012年4月25日 - 30日)

第2回公演 都電荒川線 三ノ輪橋商店街 壱倫荘の女たち(2020年2月19日 - 24月)

Produceunit大森そして故林『更地10』(シアター711)(2014年5月27日 - 6月3日)

世襲戦隊カゾクマン(2014年、2017年、2019年)

おっ、ぺれった公演『田中真弓還暦ショー 還暦も山のにぎわい』(2015年)

スセリ台本劇場(2016年、2017年、2018年)

大森カンパニー『更地13』(下北沢小劇場B1)(2017年10月3日 - 9日)

おっ、ぺれった30周年公演『まだ、やってたのかLIVE』(2019年4月9日 - 14日)

大森カンパニー『更地15』(ザ・スズナリ)(2019年9月18 - 24日)

スセリ台本劇場23(2020年12月)

人形浄瑠璃 清和文楽 ONE PIECE 「超馴鹿船出冬桜(ちょっぱあふなでのふゆざくら)」(2022年11月5日 - 6日)※太夫として出演

テレビアニメ

1978年

激走!ルーベンカイザー(高木涼子〈2代目〉)

1979年

金髪のジェニー(ベティ)

野ばらのジュリー(ハインリッヒ)

1980年

鉄腕アトム(ナオト、れもん)

とんでも戦士ムテキング(六郎)

森の陽気な小人たちベルフィーとリルビット(リルビット)

1981年

最強ロボ ダイオージャ(ロコ)

ダッシュ勝平(坂本勝平)

まいっちんぐマチコ先生(マサト)

ヤットデタマン(イワン)

1982年

怪物くん(孫小空)

ゲームセンターあらし(子供D)

さすがの猿飛(忍豚)

白い牙 ホワイトファング物語(ミトサァ)

Dr.スランプ アラレちゃん(1982年 - 1985年、良太、ガメオ)

二死満塁(チビ六)

野生のさけび(春夫)

1983年

イタダキマン(孫田空作 / イタダキマン)

うる星やつら(1983年 - 1986年、藤波竜之介)

ドラえもん(テレビ朝日版第1期)(1983年 - 1991年、ガリベン、ミチビキエンゼル)

パーマン(1983年版)(江地孫一郎)

未来警察ウラシマン(ジタンダ・フンダ)

1984年

オヨネコぶーにゃん(チューパー)

Gu-Guガンモ(佃半平太)

巨神ゴーグ(田神悠宇)

星銃士ビスマルク(ルカス)

名探偵ホームズ(ポリィ)

らんぽう(チュー太郎、みゆきの弟)

1985年

ダーティペア(ヒース王子)

プロゴルファー猿(1985年 - 1988年、ディンプルチャン、野猿、カンクロウ、黒猿)

六三四の剣(米内)

1986年

がんばれ!キッカーズ(中島大海)

ドラゴンボール(1986年 - 1988年、クリリン、ヤジロベー)

ロボタン(キーコ)

ワンダービートS(スギタ・ススム)

1987年

アニメ三銃士(1987年 - 1988年、はだしのジャン)

Bugってハニー(アントン王子 他)

1988年

エスパー魔美(岡村伸)

おそ松くん(1988年版)(1988年 - 1989年、チビ太)

新グリム名作劇場(ルドルフ)

新プロゴルファー猿(カンクロウ、太郎)

それいけ!アンパンマン(1988年 - 2022年、ひのたまこぞう、コロッケキッド、ますずしまん)

ドクター秩父山(セミ 他)

魔神英雄伝ワタル(1988年 - 1989年、戦部ワタル)

1989年

青いブリンク(チッピ)

悪魔くん(ヒロシ)

昆虫物語 みなしごハッチ(ヤーゴ、トシ坊)

ジャングル大帝(1989年)(ケルル)

獣神ライガー(1989年 - 1990年、大牙剣)

手塚治虫物語 ぼくは孫悟空(孫悟空)

ドラゴンボールZ(1989年 - 1996年、クリリン、ヤジロベー、占いババ〈2代目〉)

ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!(マイケル)

1990年

アイドル天使ようこそようこ(雪ダルマ)

ガタピシ(平野平太)

平成天才バカボン(九官鳥、貧乏な息子、女性リポーター)

魔神英雄伝ワタル2(1990年 - 1991年、戦部ワタル)

ロビンフッドの大冒険(1990年 - 1992年、マッチ)

1991年

アニメひみつの花園(ディコン)

おれは直角(北条照正)

ジャンケンマン(アッチムイテホイホイ)

バカボンおそ松のカレーをたずねて三千里(チビ太)

丸出だめ夫(ボロット)

1992年

クッキングパパ(オサム)

南国少年パプワくん(1992年 - 1993年、パプワくん)

ぽこぽん日記(ぽこぽん)

幽☆遊☆白書(1992年 - 1995年、コエンマ)

笑ゥせぇるすまん(今仁見手郎)

1993年

ドラゴンボールZ 絶望への反抗!!残された超戦士・悟飯とトランクス(クリリン)

忍たま乱太郎(1993年 - 、摂津のきり丸[71])

1994年

とっても!ラッキーマン(ラッキーマン / 追手内洋一)

1995年

美少女戦士セーラームーンSuperS(ロバート)

ぼのぼの(ショーねえちゃん)

モジャ公(モジャ公)

爆れつハンター(少年)

ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!(ネオナチリーダー)

1996年

こちら葛飾区亀有公園前派出所(両津勘吉〈幼少期 / 初代〉)

少年サンタの大冒険!(ラト)

ドラゴンボールGT(1996年 - 1997年、クリリン、スー小五郎)

名犬ラッシー(ラッシー(小犬時代)、コリン・ジョーンズ)

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-(塚山由太郎)

1997年

ケロケロちゃいむ(ヒカル)

中華一番!(マオ)

手塚治虫の旧約聖書物語(ロコ)

超魔神英雄伝ワタル(1997年 - 1998年、戦部ワタル、炎部ワタル、亀有ミカ)

1998年

金田一少年の事件簿(村西弥生)

ポケットモンスター(ルージュラ)

YAT安心!宇宙旅行(ジャン)

1999年

イソップワールド(コンペイ、クロッカ)

ぐるぐるタウンはなまるくん(しまお)

ONE PIECE(1999年 - 、モンキー・D・ルフィ、オーズ、偽チョッパー / のらギツネ) - 1シリーズ + 特別編9作[一覧 1]

2000年

サイボーグクロちゃん(フォックス / シスカ)

サクラ大戦TV(桐島カンナ)

2002年

花田少年史(花田寿枝)

2004年

ブラック・ジャック(太一)

焼きたて!!ジャぱん(海野カツヲ、本橋優子)

2005年

ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU(2005年 - 2006年、ツワブキ・ダイヤ)

機動新撰組 萌えよ剣 TV(猫丸)

2006年

結界師(雪村時子、ガッチョ、志々尾限〈幼少期〉)

祝!(ハピ☆ラキ)ビックリマン(2006年 - 2007年、天子男ジャック / 神帝男ジャック、弁財アキ、天登男ジャック)

まんが日本昔ばなし 2006年夏休みスペシャル・「ごんぎつね」(ごん)

2007年

ゲゲゲの鬼太郎(第5作)(2007年 - 2008年、ぬりかべ女房、毛目玉)

Master of Epic The Animation Age(エルモニー・男 他)

まじめにふまじめ かいけつゾロリ(メイコさん)

2008年

ねぎぼうずのあさたろう(かぶらのすず吉)

はたらキッズ マイハム組(有目、メアリー)

2009年

スレイヤーズEVOLUTION-R(ウッピー)

ドラゴンボール改(2009年 - 2015年、クリリン、ヤジロベー、占いババ) - 2シリーズ

2012年

宇宙兄弟(2012年 - 2014年、南波家の母)

2013年

ドキドキ!プリキュア(2013年 - 2014年、イーラ)

トリコ×ONE PIECE×ドラゴンボールZ 超コラボスペシャル!!(モンキー・D・ルフィ、クリリン)

2014年

ヒーローバンク(ブーチョッキン)

2015年

うしおととら(2015年 - 2016年、時逆、時順)

ドラゴンボール超(2015年 - 2018年、クリリン、ヤジロベー、占いババ)

2016年

忍たま乱太郎の宇宙大冒険withコズミックフロント(摂津のきり丸)

2018年

魔法使いの嫁(ピュリス)

ゲゲゲの鬼太郎(第6作)(2018年 - 2020年、砂かけばばあ)

レイトン ミステリー探偵社 〜カトリーのナゾトキファイル〜(プリスケ)

2019年

火ノ丸相撲(火ノ丸の祖母)

名探偵コナン(毒島豊子)

ROMANCE DAWN(モンキー・D・ルフィ)

ちびまる子ちゃん(透くん)

2021年

俺、つしま(おじいちゃん)

劇場アニメ

1979年

がんばれ!!タブチくん!!

1982年

対馬丸 さようなら沖縄(清)

まんが日本昔ばなし 「ごんぎつね」(ごん)

1983年

忍者ハットリくん ニンニンふるさと大作戦の巻(猿助)

1984年

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(藤波竜之介[94])

劇場版 名探偵ホームズ(ポリィ)

1985年

うる星やつら3 リメンバー・マイ・ラブ(藤波竜之介)

Gu-Guガンモ(佃半平太)

銀河鉄道の夜(ジョバンニ)

1986年

アリオン(セネカ)

天空の城ラピュタ(パズー)

プロゴルファー猿 スーパーGOLFワールドへの挑戦!!(カンクロウ)

RUNNING BOY スター・ソルジャーの秘密(佐伯)

1987年

ドラゴンボール 魔神城のねむり姫(クリリン)

プロゴルファー猿 甲賀秘境!影の忍法ゴルファー参上(カラス)

1988年

うる星やつら 完結篇(藤波竜之介)

県立海空高校野球部員山下たろーくん(吉野)

ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険(クリリン)

1989年

アニメ三銃士 アラミスの冒険(はだしのジャン)

海だ!船出だ!にこにこぷん(ペペラ)

おそ松くん スイカの星からこんにちはザンス!(チビ太)

それいけ!アンパンマン キラキラ星の涙(ひのたまこぞう)

ドラゴンボールZ(クリリン)

トランスフォーマー ザ・ムービー(ダニエル)

1990年

それいけ!アンパンマン ばいきんまんの逆襲(ひのたまこぞう)

ドラえもん のび太とアニマル惑星(チッポ)

ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ(クリリン)

ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦(クリリン)

1991年

ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空(クリリン、ヤジロベー)

ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強(クリリン、ヤジロベー)

うる星やつら いつだってマイ・ダーリン(藤波竜之介)

1992年

ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち(クリリン、ヤジロベー)

ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人(クリリン)

1993年

カッパの三平(河原三平)

ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦(クリリン)

ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴(クリリン)

ぼのぼの(ショーねえちゃん)

幽☆遊☆白書(コエンマ)

1994年

ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない(クリリン)

ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ(クリリン)

幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆(コエンマ)

1995年

ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる(クリリン)

1996年

映画 忍たま乱太郎(摂津のきり丸)

2000年

ONE PIECE(モンキー・D・ルフィ)

2001年

サクラ大戦 活動写真(桐島カンナ)

ピカチュウのドキドキかくれんぼ(ヨーギラス)

ONE PIECE ねじまき島の冒険(モンキー・D・ルフィ)

ジャンゴのダンスカーニバル(モンキー・D・ルフィ)

2002年

ONE PIECE 珍獣島のチョッパー王国(モンキー・D・ルフィ)

ONE PIECE 夢のサッカー王!(モンキー・D・ルフィ)

2003年

ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険(モンキー・D・ルフィ)

2004年

ONE PIECE 呪われた聖剣(モンキー・D・ルフィ)

2005年

ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島(モンキー・D・ルフィ)

2006年

ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵(モンキー・D・ルフィ)

2007年

ピアノの森(白石)

ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち(モンキー・D・ルフィ)

2008年

劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!(ぬりかべ女房)

ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜(モンキー・D・ルフィ)

2009年

ONE PIECE FILM STRONG WORLD(モンキー・D・ルフィ)

2011年

劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段(摂津のきり丸)

ONE PIECE 3D 麦わらチェイス(モンキー・D・ルフィ)

2012年

ONE PIECE FILM Z(モンキー・D・ルフィ)

2013年

ドラゴンボールZ 神と神(クリリン)

2014年

宇宙兄弟#0(南波家の母)

2015年

ドラゴンボールZ 復活の「F」(クリリン)

2016年

ONE PIECE FILM GOLD(モンキー・D・ルフィ)

2019年

ONE PIECE STAMPEDE(モンキー・D・ルフィ)

2022年

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(クリリン)

ONE PIECE FILM RED(モンキー・D・ルフィ)

【受賞歴】

2011年に第5回声優アワード「高橋和枝賞」を受賞

2013年に第7回声優アワード「キッズ・ファミリー賞」を受賞

2017年『人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP』で第6位に入選

【人物】

現在でも女優が本業であり、舞台に立つことが多いが、男児のような低めの声を活かし、アニメなどで声優業の仕事を精力的に行っている一方で、ナレーションの仕事も多くこなしている。

代表作では熱血・元気な少年を演じることが多く、主人公では『ダッシュ勝平』の坂本勝平、『イタダキマン』の孫田空作/イタダキマン、『巨人ゴーグ』の田神悠宇、『魔神英雄伝ワタル』シリーズの戦部ワタル、『とっても!ラッキーマン』のラッキーマン / 追手内洋一、『中華一番!』の劉昴星、『ドラゴンボール』のクリリン、『ONE PIECE』のモンキー・D・ルフィ、『忍たま乱太郎』の摂津のきり丸、『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』のツワブキ・ダイヤ、映画『天空の城ラピュタ』のパズーなどがある。『新・おそ松くん』のチビ太は、事実上イヤミと共に主役の位置にあった。

少年役以外にも、声優デビューとなった『激走!ルーベンカイザー』では社長令嬢の高木涼子、『サクラ大戦』では男勝りで姐御タイプの桐島カンナ、『ぼのぼの』でもショーねえちゃん、などといった女性キャラクターの役も稀に演じることがある。

テアトル・エコー劇団員で、晩年には重度の糖尿病に罹患していた安西正弘の支援を、島田敏とともにおこなっていた(3人とも同学年でテアトル・エコー出身、田中と島田は同じ青二プロダクション所属)。安西とはNHK教育『おーい!はに丸』(1983年 - 1989年)での「はに丸」と「ひんべえ」、『うる星やつら』(1983年 - 1991年)での「藤波竜之介」親娘など、共演機会が長かった。

夫は声優・俳優の柴本浩行、息子は大道芸人のこ〜すけ(阿部孝祐)。柴本とはのちに離婚するが、田中と別の女性との再婚・離婚を経て、復縁した。

【エピソード】

持ち役のうち、最も気に入っているのは『新・おそ松くん』のチビ太。『新・おそ松くん』でのチビ太の決め台詞「てやんでぃバーロイチキショイ」「しっかりこまたき」「いやーんもう」は田中のアドリブから生まれたものであり、特に人気だった「てやんでぃバーロイチキショイ」は、『新・おそ松くん』DVD第5巻のチビ太のイラストのディスクジャケットにも採用されている他、田中が後に声を当てた『とっても!ラッキーマン』の追手内洋一役や、『ゲゲゲの鬼太郎(第5作)』の毛目玉役でも同様の台詞を連呼している。

『ONE PIECE』のモンキー・D・ルフィ役に起用された経緯は「何回かオーディションがあって。(ルフィ役を)男の人でやりたいっていう人と、女でいきたいっていう人と、新人でやりたいかっていう。新しい声で。新人の中井和哉くんが、先にゾロに決まったの。『じゃあ、ルフィはベテランか』っていう風になった時に、私が浮上してきたっていう。あとあと聞いたら、もともと尾田(栄一郎)先生は『パズーの人(田中)がいい』と言っていたんですって」と明かし、「少年役として、いろいろやらせてもらってきて、声優業はルフィで終わりたいと思っているし。これ以上、少年の役をやれるかっていうと、もうやりきった感じ」とも述べている。

好きなアーティストは『ハナ肇とクレージーキャッツ』、好きなテレビ番組は『シャボン玉ホリデー』。

1980年頃から鳥類の鳴き声の練習も行っており、『プロゴルファー猿』(カラスのカンクロウ役)や『平成天才バカボン』(九官鳥役)などの鳥役をはじめ、『新・おそ松くん』ではチビ太を演じる傍ら脇役のカラスの鳴き声も担当した他、ニワトリの鳴き声を発するチビ太も器用に演じた。1993年に生出演した『森田一義アワー 笑っていいとも!』(コーナー「ザックリいきまショー」)でも、カラスとニワトリの声を披露している。

『ONE PIECE』単行本52巻では、質問コーナー「SBS」にて読者からの質問に答えており、そこでは持ち前のキャラクターを遺憾なく発揮している。

【ドラゴンボール】

『ドラゴンボール改』のアフレコ記者会見にて、再びクリリンを演じていることについて田中は「前回の『Z』の時はまだ新人で、先輩と一緒だったこともあり、それなりに緊張していた。そんな余裕のない状態で夢中でアフレコしていたから、その時はクリリンがどれだけ悟空のことを好きか、まだよく分からなかった」と振り返った。そして「今回(『改』)、第2話で目の前で悟空が殺されてしまう場面で、どれだけクリリンが悟空のことを好きなのかすごく分かった。クリリンの悟空を想う気持ちの大きさは、今もう一度声を吹き込んで、改めて分かった」と話した。

劇中でクリリンが殺される場面は3回(アニメオリジナル『ドラゴンボールGT』も含めれば4回)描かれており、この内、殺す側であるタンバリンとフリーザを中尾隆聖が演じていたため、他の番組で中尾と共演する際に「中尾さんが来たら私殺される!」と言って逃げだすという。

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