こちらのレビューは、一部ネタバレを含む可能性がございます。ご注意のうえ閲覧ください。
2025.07.30唯一ヒロインが【ポッコリお腹】を出しても可愛い作品
良いと感じた点・楽しめた点
【アニメーション制作:CygamesPictures】
・過去作のウマ娘でも作画は良かったのですが、今作「ウマ娘 シンデレラグレイ」では今まで以上にレース時の作画が極まってアニメなのに迫力かつ疾走感がひしひしと伝わって来ました!
【音楽】
・OP・EDともPOPな感じで、夏に聴くと青春を思い出させるメロディーでした。
・作中にオグリキャップが踊り始めた際流れた曲が「音頭調」(多分地元の曲)で、シュールな感じに表現されていましたが、それがまたオグリキャップの魅力を際立たせておりとっても愛おしくみれました。
【キャラクター】
・どの登場人物もみんな魅力的で、はじめオグリキャップに意地悪していたウマ娘達も、回を重ねていくうちに、オグリキャップのひたむきな姿勢に感化され、レースに向けてのサポートもしてくれるようになりました。
・オグリキャップがモグモグと食べる食事シーンが可愛い!食後?のポッコリお腹も魅力的です♪
・立ちはだかる、ライバル達の存在も見逃せません。オグリキャップは元々、ただ走って勝てば良いという考えでしたが、レースを重ねていく内にライバル達から「走る意味」を間接的教えられ、オグリキャップが更なる成長に繋がっていくのもまた一つ感動させられました。
悪いと感じた点・疑問に感じたことなど
【良くも悪くも史実に忠実】
・本来アニメやマンガ原作だけであれば、最高の場面において、ファンに寄り添った内容や結果になったところを実際の競馬の史実を基づいた作品であるため。絶対に勝つべきところをとても残念な結果として描いているところでしょうか?←これはこの作品において最高の長所でもあり、短所にもなりえるところだと思います。ただし史実に忠実というのはこの作品の根幹であるのでこれもまた魅力と受け取るべきだと私は思います。
※私自身どうしても「えー!?」って思ってしまうシーンもあります(笑)
総評・全体的な感想
「ウマ娘 シンデレラグレイ」は、CygamesPicturesによる卓越したアニメーションと、胸を打つ音楽、そして魅力的なキャラクターたちが織りなす、まさに傑作と呼べる作品です。
特に目を引くのは、レースシーンの圧倒的な描写です。ウマ娘たちの息遣いや、ターフを駆け抜ける躍動感がひしひしと伝わってきます。
総じて、「ウマ娘 シンデレラグレイ」は、史実の重厚さと音楽やアニメーションならではの躍動感を高次元で融合させた、他に類を見ない作品です。
ウマ娘たちの成長と友情、そしてレースにかける情熱を、ぜひその目で確かめてみてください。
名セリフ
「立って走る…私にとってはそれだけで奇跡だ」
アニメ2話:早起きしたベルノライトは、オグリキャップが自分よりもさらに早く起きてトレーニングをしていたことを知ります。朝だけでなく夜練もしているオグリキャップに「なんでそんなに走るの?」と疑問を投げかけた時。