こちらのレビューは、一部ネタバレを含む可能性がございます。ご注意のうえ閲覧ください。
2025.07.30【第8話】今では懐かしいガラケーで変身するライダー
良いと感じた点・楽しめた点
仮面ライダーと怪人のオルフェノクのデザインがどちらもスタイリッシュでとてもかっこいいです。
ベルトや武器などもメカニカルなものになっており、背伸びしたい子供にはとても刺さった覚えがあります。
もちろんシナリオも素晴らしく、今思うと日曜の朝やってたとは思えないくらい複雑難解なものになっています。
単純な勧善懲悪ではなく、怪人の側にも主人公がいて、苦悩とすれ違いが見ている側もハラハラさせっぱなしです。
悪いと感じた点・疑問に感じたことなど
話が重すぎるというのが最大の問題点だと思います。仮面ライダーといえば子供が見るというイメージが強いと思いますが、あまりにもギスギスしすぎていました。
怪人の殺害方法も怖いものばかりだったので、結構トラウマになっています。
総評・全体的な感想
話は複雑だし重い展開ばかりですが、それでもなんとか生きようとするキャラクター達もいるのでそこに勇気づけられました。
物事は全部が全部綺麗にはいかないものだし、心が折れることもあります。だけど光がないわけではないので、泥臭くても模索するのが大事なんだとこの作品を見ていて思いました。
ドラマパートが重たすぎるので、戦闘シーンが一種の清涼剤のようなものだった気がします。もちろん仮面ライダーらしく、戦闘シーンも見どころで、スタイリッシュな戦闘シーンはずっと見てたくなります。
子供が見ても楽しめますし、大人になっても楽しめる作品だと思います。むしろ完璧に作品を理解できるようになったのは私は大人になってからでした。
名セリフ
俺には夢がない。でもな、夢を守ることはできる
怪人から真理を守るシーンで