こちらのレビューは、一部ネタバレを含む可能性がございます。ご注意のうえ閲覧ください。
2025.01.15レースゲームとして、レースもそれ以外も楽しめる作品。
良いと感じた点・楽しめた点
悪いと感じた点・疑問に感じたことなど
総評・全体的な感想
本作品は家庭用リッジレーサーシリーズの4作品目として制作され、またプレイステーション1で発売された最後のリッジレーサーシリーズ作品となっております。
本作の特徴的な要素と言えば先ず挙げられるのがレースゲームとしては比較的珍しいストーリーモードの採用でしょう。これによりより深くゲームの世界への没入感が増し、ただ淡々と走るだけではなくレースに関わる人間のドラマも味わう事ができ、まるで映画のような体験をあなたに届けることでしょう。
次に挙げるべき特徴は当時の最先端を飾ったその音楽たちでしょう。ドラムンベースやディープハウスで纏め上げられたそれは夕暮れ時や夜のサーキットと絶妙な相性を見せ記憶に刻み込まれる事間違いなしです。
次にご紹介するのはその美麗なグラフィックです。リプレイ時に残像として残るヘッドライトやテールライトの演出やオープニングムービーの美しさはプレイステーション1のゲームの中でもトップクラスです。
最後になりましたが選択可能な車種についてご紹介します。4つのメーカーから選ぶことができ、それに応じて操作方法がドリフトタイプやグリップタイプに変化します。
どのメーカーのどの車種も個性的なデザインで走っていて飽きることはないでしょう。
総評すると、同時期のレースゲームと比較して面白い「ゲーム」として完成された作品だと思います。