【其之306話】先の展開が全く読めないダークファンタジー

開始数話で主人公を殺したり、主要キャラでも平気でも殺したり先の展開が読めないドキドキ感が凄く面白いです。あとキャラの心情なども細かく書かれてつらい展開に感情移入でき感情が凄く揺さぶられるいい作品だと思います。あとキャラの過去描写や哲学的な話などを書くのがうまくキャラクター魅力もあり見ていて楽しいです。あと術式などの設定が細かくバトルマンガとしてもすごく面白く読みごたえがあります。

死滅回遊からもちゃんと面白いんですが、内容がわかりにくくなったのと良くも悪くも主要キャラを平気で殺すので、人気キャラがあまり出なくなりすこし各落ち感があったのと、死滅回遊までは呪いと人との戦いで悪役の動機が分かりやすく一貫性があったのですが死滅回遊からの悪役の動機が意味不明すぎてなにがしたいの？となる構造で悲しかった。あと宿儺戦の中盤がグダグダしすぎて見ててしんどかったです。

呪術は本当に主要キャラを平気で殺したりするので先の展開が読めず飽きずにずっとみれるしバトル漫画としての設定も細かいし哲学的な話や人間ドラマも多くキャラ魅力もあるいい作品だとおもいます。ですがやはり内容が重いので少し人は選ぶと思います。