蒼き鋼のアルペジオ
3.50 1 75 0
クリエイター
販売・出版
キャラクター
キャスト
その他
reviewレビュー・口コミ

こちらのレビューは、一部ネタバレを含む可能性がございます。ご注意のうえ閲覧ください。

話の内容より作画重視な人は好きかも?「蒼き鋼のアルペジオ」

3.5 25
  • 総合: 3.5点
  • わかりやすさ: 2.5点
  • 画力: 5.0点
  • ストーリー: 3.5点
  • キャラクター: 5.0点
  • 世界観: 5.0点
  • 演出: 3.0点

良いと感じた点・楽しめた点

絵柄が繊細かつメカニカルな質感との両方を併せ持つ艦船や多彩で個性的なキャラクターの繰り広げる話に引き込まれる迫力と魅力のある画風は秀逸。

アニメ化や他のメディアタイアップなども過去に数多くなされている。

遅筆かつ長期連載で話の進み方は遅いものの、作者(達)なりにちゃんと伏線回収を頑張っている姿が見て取れてそれぞれのキャラクターと共に見守りたいと思わせる。

悪いと感じた点・疑問に感じたことなど

2024年12月現在1~28巻、2009年から連載中で約15年の連載でやっとイオナや千早群像を囮にして振動魚雷を積みアメリカに向かった白鯨がサンティアゴに着いた所まで話が進みアドミラリティ・コードの謎などが少しづつ見え始める。

その間に新たなキャラクター(艦船、メンタルモデルや人物)がどんどん増え、それぞれがページを割くので話の展開が非常に緩慢で遅く、気長に次の展開を待つ間に手前の話の内容を忘れやすい。

短気な人は全話完結してから纏めて一気読み出来るようになるまで手を付けない方がいいかもしれない。

総評・全体的な感想

万人向けにおすすめ出来る作品ではないものの、メカニックや戦闘シーン、キャラクターの作画の世界を楽しみたい人には非常に向いている。

各々のキャラクターの個性も豊富で作画ごとに感情移入がしやすい。

その魅力あるキャラクターやメカニック(艦船など)に注目が集まり、過去には数多くのアニメ、DVD・Blu-ray化、メディアタイアップ、コラボ企画、スピンアウト作品が立ち上がり賑わいを見せた作品。

ただ、遅筆で連載間隔や単行本化のテンポが遅く話の展開もキャラクターや伏線が増えるにつれ回収作業と各キャラクターにページを割く寄り道ストーリーも増えて途中から読んでも話の展開が解りにくい面がある。

また、連載開始の2009年からかなりの時間を要していても未だ話は中盤になるかどうかという連載途中の状態なので、いつ話が完結するのかは誰にもわからない。

このレビューが参考になったら、クリックして応援しましょう!

reviewレビュー・口コミ

レビューがみつかりません。