こちらのレビューは、一部ネタバレを含む可能性がございます。ご注意のうえ閲覧ください。
2025.08.08復活したリプリーの活躍を描く4作目
良いと感じた点・楽しめた点
リドリー・スコット監督の人気シリーズ4作目。3作目で死んだはずのリプリーが復活してまたエイリアン達と対峙します。
今まで男勝りで下品なことは一切言わない性格でしたが、今回のリプリーはブラックジョークを言ったりシニカルさを感るようなキャラクター作りになっています。
放送当時はこの4作目のリプリーがどう受け入れられたか記憶にないですが、私はとても魅力的に感じる雰囲気を持っていました。ダークヒーローのようでかっこよく感じたんです。
作品の雰囲気も全体的にブラックジョークが強くなり、ホラー要素も残しつつもエイリアンの違った魅力を引き出しています。
悪いと感じた点・疑問に感じたことなど
結構グロいです。
エイリアンが出るんだからそりゃそうだと思う方もいらっしゃるとは思いますが、今までのシリーズが肝心なとこは写さなかったりもしたので、まじまじと残虐なシーンを見せられるのは耐性がない人にはとてもつらいでしょう。
理屈もちょっとわからない部分もあるので、スルー出来るかどうかも人を選ぶ部分でしょう。
総評・全体的な感想
リプリーを引退しようとしていた主演のシガニー・ウィーバーが脚本を見て復帰を決めた逸話がある本作。エイリアンシリーズとしては少々異色な雰囲気を持っていて、困惑する人もいらっしゃるとは思いますがこれはこれでいいと言えるような作品作りになっています。
どうして死んだはずのリプリーが存在しているのか?エイリアン達となぜまた遭遇しているのか?という謎もわかりやすくまとめてあります。
個人的にはエイリアンシリーズの中で一番思い入れがあるのでぜひご覧になっていただきたいです。