こちらのレビューは、一部ネタバレを含む可能性がございます。ご注意のうえ閲覧ください。
2025.12.04シュヴァルツシルト
良いと感じた点・楽しめた点
艦隊編成をする際に様々な鑑定ユニットを生産するために、軍事技術を開発する必要性があり、
そのために予算をどう配分するか?といった点。また開発終了した艦船ユニットを生産する
一、艦隊に配備する比率、また艦隊の編成に合った指揮官を配置する必要性がある点。
第1~4次までの旧宇宙帝国とそのテクノロジーを集約した「銀河ライブラリ」を
プレイ中に集める、またその際に起こる各帝国の司令官との間でのイベントシナリオが
秀逸だった。
悪いと感じた点・疑問に感じたことなど
結局シナリオはあらかじめ用意されていたものをなぞるだけであり、
結末も変えられなかった。
ラストエンドがあまり気分の良いものではなかった・。
当時のパソコンの性能上、ドット絵で描かれる世界はあまり今現在から見ると、
当然だがあまりきれいというわけにはゆかなかった点。
総評・全体的な感想
工画堂スタジオが1990年代にPCゲームとして本格シミュレーションゲ-ム。宇宙を舞台として繰り広げられる壮大なストーリーを
奥深いストラテジーゲームとして仕上げた作品。
プレイヤーは宇宙帝国の指導者として内政・外交・軍事活動を行うことになり、ターン制のストラテジーゲームをすることになる。
イベントもあり主に星間戦争を通じて各帝国の首脳たちとの外交を行う際にとる選択肢によってストーリーが変化する。
資源管理や艦隊編成、外交交渉といった各種の行動の中で、やがて歴史の中に眠っていた「第4次宇宙帝国」と呼ばれる古に存在した
かつての旧宇宙を席巻した超帝国の存在に気付いていく。そしてそれに従ってストーリーが繰り広げられていくことになる。