こちらのレビューは、一部ネタバレを含む可能性がございます。ご注意のうえ閲覧ください。
2025.07.30「誉れは浜で死にました」で有名なあの侍ゲーム!!
良いと感じた点・楽しめた点
【制作会社】
・このゲームを最後までプレイして思ったのが。
サッカーパンチプロダクションズ→アメリカの会社なのに、建物の作り、価値観、BGMなどの雰囲気諸々と日本文化への解像度が高くとてもリスペクトを感じました。
【登場人物】
・主に11人の登場人物が印象に残る物語ですが、その中でも野盗「ゆな」、弓術師範代「石川定信」、武家の母「安達政子」、浪人「竜三」、ストーリー後半には「典雄」を含む人物達と共に戦う場面が多く収録されて。彼らたちの人生背景や心境をプレイ通して共感出来るほど魅力的なので、戦闘以外にも楽しめるのが良いところだと思います。
悪いと感じた点・疑問に感じたことなど
【モブキャラ】
・あまりにもモブキャラの種類が少ない。同じ顔ばかりが目立ち、ゲームのクオリティが高いが上に目立った。
【ボス戦】
・攻めてきた元寇の軍の長「コトゥン・ハーン」との最後の戦で、もう少しだけ難易度上げてもらったり、一騎討ちのボリューム感を上げて、ガヤは戦闘に入って欲しくは無かった。
以上この2点だけ。
総評・全体的な感想
このゲームは、日本文化への深い敬意と、魅力的なキャラクター描写によって、プレイヤーを強く引き込む力を持った作品だと感じました。
制作会社の日本文化への高い解像度は特筆すべき点で、そのこだわりがゲーム全体の雰囲気や没入感を高めているようです。
一方で、モブキャラクターのバリエーションや特定のボス戦の演出には改善の余地があるものの、それらがゲーム体験全体を大きく損なうほどではない、という印象を受けました。
名セリフ
「誉れはは浜で死にました」
元寇と戦後。主人公「仁」と叔父の志村殿との会話中。仁の言葉。