こちらのレビューは、一部ネタバレを含む可能性がございます。ご注意のうえ閲覧ください。
2025.02.17安野モヨコの癒し系ほのぼの漫画、オチビサンの舞台・鎌倉をめぐる聖地巡礼本。可愛いオチビサンに誘われて、鎌倉へ遊びに行こう✨
良いと感じた点・楽しめた点
悪いと感じた点・疑問に感じたことなど
総評・全体的な感想
安野モヨコの「オチビサン」という漫画を、知っていますか(・・?
安野モヨコの漫画といえば「脂肪という名の服を着て」「ハッピーマニア」「さくらん」「後ハッピーマニア」など、大人の女性向けの漫画が有名ですが、魔法少女を主人公にした少女漫画「シュガシュガルーン」や「オチビサン」のような、癒し系ほのぼの漫画もあります。
「オチビサン」は、最初は朝日新聞に2007年〜2014年まで、連載されていましたが、その後2014年〜2019年からは、AERA(朝日新聞出版)に移籍して、連載されていました。
主人公のオチビサンは、鎌倉のどこかにある架空の町、豆粒町(まめつぶちょう)で暮らしています。ちなみに「オチビサン」は、朝日新聞出版から、全10巻発行されています。
オチビサンのトレードマークは、大きなポンポンがついた赤と白の帽子と服。
赤い屋根の家に住んでいる、明るくて元気な子。
オチビサンの親友は、パンくいとナゼニ。
パンくいは、料理が大好きで、パンが大好き。いつもパンのことを考えている。
ナゼニは、本が大好きで、調べ物をするのが大好きで、いつも物事を深く考えている。
シロッポイは、雪が降ったつぎの日に、湯気から生まれた白っぽいなにか。
まるでフワフワの綿菓子みたいで、オチビサンといっしょに暮らしている。
おじいは、オチビサンと仲間たちを、あたたかく見守っている。
猫のジャックは、おじいと仲よし。ドカンをねぐらにしてる、いたずらっこ。
ヘビくんは春になると、いつでもオチビサンのところに、やってくる。卵が好き。
アカメちゃんは、迷子のうさぎの子。豆粒町に住むようになったけれど、月を見るとかなしくて、泣いてしまう。
オチビサンは、仲間のパンくいやナゼニたちといっしょに、豆粒町をめぐる春夏秋冬の、四季の変化を楽しみながら、毎日の暮らしをまったりすごします(*´ω`)
ですが今回紹介する本は「オチビサン」ではありません。
今回紹介するのは「オチビサン」の舞台となった、架空の町・豆粒町のモデル地、美しい鎌倉の町を、オチビサンのイラストといっしょに紹介する、ガイドブック的な聖地巡礼本、それが「鎌倉オチビサンポ 花ごよみとめぐる旅」です。
「オチビサン」の舞台となった、豆粒町を思い浮かべつつ、美しい鎌倉の町をぶらりと散策する旅に出るのも、そう悪くないでしょう。美しいいにしえの都の、名所仏閣をめぐりながら、名物料理やスイーツを味わう💛
安野モヨコの「オチビサン」を知らない人でも楽しめる、そんな素敵な本が「鎌倉オチビサンポ 花ごよみとめぐる旅」です✨
それから安野モヨコさんは、2008年に「オチビサン」以外の連載作品を、健康上の理由からすべて休載しています。鬱の診断を受けてから、10年目の決断だったそうです。
「オチビサン」は、描いていて癒されるし、なによりも実家に仕送りをして、経済的に援助しなくてはならなかったからだそうです。安野モヨコさんの人生も、いろいろ問題を抱えているのですね。
また安野モヨコさんは、自分自身が鬱になった経験から、鬱病の人でも気楽に読めるように、という思いをこめて、癒し系ほのぼの漫画の「オチビサン」を描いていたそうです。
「オチビサン」には、安野モヨコさんの優しさも、詰まっているんですね💛
最後に「オチビサン」関連作品を紹介して、このレビューを終わります。
2014年「オチビサンのひみつのはらっぱ」が、絵本として講談社から発行されました。
安野モヨコさんの絵に、松田素子さんの文章をそえて、発行された絵本です。
アニメ版オチビサンは、2014年5月より1年間「テレビ絵本」として、NHKEテレで「春編」「夏編」「秋編」「冬編」が、放送されました。2015年には絵本「オチビサンのひみつのはらっぱ」も、アニメ化されて放送されました。
その後2023年〜2024年まで、NHK総合で深夜5分の、ショートアニメとして放送されました。
皆さんも「鎌倉オチビサンポ 花ごよみとめぐる旅」のみならず、安野モヨコさんの「オチビサン」の世界そのものを、ぜひ楽しんでください(*´ω`)