こちらのレビューは、一部ネタバレを含む可能性がございます。ご注意のうえ閲覧ください。
2025.07.30とどまる事をしらないロボットアニメの金字塔!
良いと感じた点・楽しめた点
今見てもガンダムのデザインが秀一で、とてもかっこよいです。もちろん敵方のジオン公国のモビルスーツのデザインも素晴らしいものばかりなので、なんだか目移りしてしまいます。
ただ、そういったポジティブな魅力だけではなく、戦争の悲惨さと環境問題、資源の枯渇など社会問題をわかりやすく描いている部分が、克明に描かれているところも忘れてはいけない部分でしょう。
私は戦争時代のことを知りませんが、それ故にとても学ぶべきことが多い作品だと思います。
悪いと感じた点・疑問に感じたことなど
作画の古めかしさはどうしても避けれない部分ではありますね。
あとは普段からSFなどに触れていないと専門用語がちょっとわからないみたいな感覚に陥ってしまうかもしれません。政治的なやり取りも多いので人によってはハードルがありそうです。
総評・全体的な感想
富野由悠季監督が生み出した、その名を知らない人はもういないんじゃないかと思えるロボットアニメの金字塔。
玩具を売るためにかっこいいロボットで包まれてはいますが、その実態は戦争は如何に愚かで悲しいことかと痛烈に訴えている作品です。
もちろんかっこいいロボットも大変魅力的で現代にまで脈々と語り継がれるだけのパワーがデザインに詰まっています。
もはや私としてはある種ロボットアニメ界の教典ぐらい定番化している作品だと言っても過言ではないと思っています。
ガンダムの根幹にある、宇宙移民という設定は現実から遠いようで身近なんだと理解させられました。
ロボットだけではない、あくまでもそれを動かしている人間同士の争いがメインの本作。見やすい劇場版三部作もあるのでそちらから見るのをおすすめしたいです。
名セリフ
こいつ…動くぞ!
最初にガンダムを動かすシーン