こちらのレビューは、一部ネタバレを含む可能性がございます。ご注意のうえ閲覧ください。
2024.10.10怖いんだけど、どこか切ない
良いと感じた点・楽しめた点
まず邦画のホラーは洋画のホラー作品と比べるとビックリさせたりドキッとしたり後はグロテスクな描写が少なく、尾を引く怖さというのが個人的な意見なのですがこの映画はそこに゙切なざがあるなと思わされた作品でした。
1つの家庭が離婚する描写や団地の雰囲気など当時の日本をよく再現してあるなと見ていて「リアルだなぁー…」と思わされました。
悪いと感じた点・疑問に感じたことなど
最終的に時は10年後、郁子が成長した姿で登場するのですがそれに至るまでの過程を少しでも描写されていたら良かったのになと感じました。
そして団地の管理人の対応が悪いというわけではないのですが、個人的に「もう少し早く対応してくれよ…」と思いました。
総評・全体的な感想
監督が「リング」等を前に手掛けた中田秀夫さんとは思えない家族に視点を置いて、当時の日本の雰囲気をとてもリアルに再現されていて怖さの中に゙切なざといったものを個人的に見ていて感じたので今でも印象に残っている邦画作品です。
邦画ホラーで人にオススメしたい作品の1つです。
名セリフ
止まりなさい、郁子!
エレベーターでのワンシーン